M.Yの日記

過去に囚われた生き方

6月6日

去年の6月6日
白竜の夢を見た

一面オレンジ色の夕焼けの中に私は居た
よく見るとそこには薄っすら揺れるオレンジ色のカーテンもある
ふと夕焼け色のカーテンのその奥を開けて見たくなり
ゆらゆら揺れているオレンジのカーテンを勢いよく引いてみた

すると目の前には雲のように透き通る白さの龍の顔が…
見つかってしまった?
と言いそうな表情の白竜さんが居た
私が唖然とたたずんで居ると
白竜さんは 勢いよく舞い上がり
夕焼けの世界で大きくうねり
太く長い体を所狭しと泳ぎ出した

私は、その白竜さんの美しさを興奮しながら見つめた

透き通る雲のような美しい白竜の躍動する姿は
私の疲れた心を一瞬で癒し
何とも言えない高揚感を与えてくれた

白竜さんは、しばらく空を大きく飛んだ後
す~っと私のそばに降りてきて
私の体を優しく包んだ

疲れた体を癒すように
私のそばで体を休めるかのように

私の体に渦巻いて止まった

白竜さんと私は一体になった気がした

―――
目が覚めてからしばらく私は深い高揚感に包まれていた
何かとてつもなく素晴らしい事がこれから起こりそうな
不思議な予感がしてた

その日から、なんだか新しい世界に入ったような気がしてる
ネガティブだった気持ちが消えて無くなった
私は、白竜さんに守られているんだ!
私は、とても運が良いんだ!
そうだ小さい頃からとても運が良かったじゃないか!
何でそのことを忘れてたんだろう?

それからの毎日はホントに明るくなった
今まで後回しにしてた色々なことをしなきゃならない衝動にかられた
体もしんどいし…と諦めてたこともできそうな気がして
まず部屋の掃除から始め 玄関掃除トイレ掃除

どんどん毎日が楽しくなった

あれから1年
ホントにこの1年は充実した1年だった
やりたい事 知りたい事
たくさん有り過ぎて時間が足りない
若い頃に戻ったよう
持病で落ち込んでた不安も解消されたし
不安が出来てもネガティブにはならない

生きて行く意味を教えてもらった
白竜さんに感謝 感謝