M.Yの日記

過去に囚われた生き方

四季

火をつけた 火をつけた
春と秋が 火をつけた

マッチを擦って 火をつけた
裏の倉庫に 火を付けた

火をつけた 火を付けた
春と秋が 火をつけた

春は青くなって 秋は笑った
炎は すべてを灰にした

 

舞い上がった 冬を
   ひと呼吸して 夏が追う

 

夏の終わり

 
浮世離れの夏も今 月影 姿を隠したり
恋の行方も誰知れず 明日の待ち人 我見えず
  ルルル ルルルル ルルル
 
誰かが語った 詩(うた) 晩夏 心ここにあらずなり
あの人を思う 指の先 ふるえて流れる ひとしずく
 
愛しい 愛しい夏の夜 紅 清ら 儚くて
聞こえる風に 身を任せ そっとため息 あずけたり
 
 

8月14日

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あれから23年

あなたの生きた時間と同じ長さが流れました

過ぎてみて思うのは 短い命だと言うこと

 

失ったものは 時間だけじゃなく

大きな意味を置いてきたようです

 

若さでしょうか

手を差し伸べるには拙い

まだ何も知らない私でした

 

もっと 深く話せたはずです

もっと 大切な貴方だと伝えるべきでした